海洋 プラスチック ごみ 対策 アクション プラン。 【緊急開催!ライブ配信セミナー】容器包装のリサイクル及びプラスチック資源循環の最新動向について 6月30日(火)開催 主催:(株)シーエムシー・リサーチ|CMCリサーチのプレスリリース

環境省「プラスチック資源戦略」及び「海洋プラスチックごみ対策アクションプラン」を策定 ※資料添付あり

海洋 プラスチック ごみ 対策 アクション プラン

なるほど話 プラスチック資源循環や海洋プラスチックごみ対策について [2019年7月1日] 2019年5月31日に、環境省よりプラスチックに関連して以下の発表がありました。 「戦略」「アクションプラン」「基本的な方針」となんとなく似ていますが何が違うのでしょうか。 整理しました。 最近の出来事 プラスチックに関連する海外・国内の最近の出来事を以下に並べます。 2018年1月16日 採択 2018年6月9日 G7シャルルボワ・サミット 「海洋プラスチック憲章」 英国、フランス、ドイツ、イタリア、カナダの5カ国とEUが署名(日本とアメリカは署名せず) 2018年6月15日 成立 2018年6月19日 閣議決定 2018年8月17日 中央環境審議会循環型社会部会「プラスチック資源循環戦略小委員会」 プラスチック資源循環戦略検討開始 2018年8月28日 海岸漂着物対策を総合的かつ効果的に推進するための基本的な方針改定について審議開始 2018年10月19日 2019年2月26日 海洋プラスチックごみ対策アクションプラン検討 2019年5月10日 汚れたプラスチックごみのバーゼル条約の規制対象への追加が採択され,廃プラスチックに関する国際ガイドラインに関して検討を行う専門家グループが設置されました。 2019年5月31日 「プラスチック資源循環戦略」策定 「海洋プラスチックごみ対策アクションプラン」策定 「海岸漂着物対策を総合的かつ効果的に推進するための基本的な方針」の変更 2. プラスチック資源循環戦略 循環型社会形成推進基本法に基づき、平成30年6月19日に閣議決定された、第4次循環型社会形成推進基本計画において「プラスチック資源循環戦略」を策定することが盛り込まれました。 平成30年7月13日に環境大臣から中央環境審議会に諮問され、中央環境審議会循環型社会部会プラスチック資源循環戦略小委員会において審議が行われ、平成31年3月26日に答申がなされました。 海岸漂着物対策を総合的かつ効果的に推進するための基本的な方針 海岸漂着物処理推進法に基づき、関係行政機関が海岸漂着物対策の総合的、効果的かつ効率的な推進を図るための連絡調整を行うため、2009年からにて審議がなされてきました。 2018年6月15日に改正「海岸漂着物処理推進法」が成立し、2018年8月より海岸漂着物対策推進会議と専門家会議にて、「海岸漂着物対策の推進のための基本的な方針」の変更について審議されてきました。 「海洋プラスチックごみ対策アクションプラン」 海洋プラスチックごみによる汚染が、生態系、生活環境、漁業、観光など幅広い影響が懸念される地球規模の課題であることを踏まえ、日本が海洋プラスチックごみ対策を先導的に実施するべく、関係行政機関相互の緊密な連携・協力を確保し、総合的かつ実効的な推進を図るため、「海洋プラスチックごみ対策の推進に関する関係府省会議」が開催され、「海洋プラスチックごみ対策の推進に関する関係閣僚会議」にて、アクションプランが了承されました。 2019年2月26日 2019年5月31日 5. まとめ 1~4について、表にまとめました。 さいごに 中国の廃プラ禁輸とともに、最近報道される機会が多い、海洋プラスチック問題。 どうして、そんなに話題になっているのか?と思っておられる方は、まだ多い気もします。 海はつながっているというのは誰もが知っている事です。 海の生き物が餌と間違えて食べて胃の中がプラスチックでいっぱいになって死に至ったり、絡まって動けなくなって死に至ったりというような事例は以前から報道されていましたが、それがどれくらいの頻度で発生しているかはわかりませんでした。 海に大量のごみが流出して(捨てられて)いて、このままいくと、2050年には海の中にいる魚の重量よりも多くなるという調査報告(「The New Plastics Economy」エレンマッカーサー財団)もあり、海にはかなりの量のプラスチックが存在するという事が分かってきたことで、国際会議の場で大きく取り上げられるようになってきました。 日本からも海洋にプラスチックごみが流出しているとはいえ、街にごみが散乱している場面はそれほど遭遇しないこともあり、実感がわかないと思いますので、参考に国連広報センターのwebページと、世界循環経済フォーラム2018で講演されていた「plasticbank」のリンクを記載します。 国連広報センター(UNIC Tokyo)[2017年10月4日] plasticbank.

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令和元年5月31日 海洋プラスチックごみ対策の推進に関する関係閣僚会議

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人口1人あたりの容器包装プラスチックゴミが多い日本 1950年以降に全世界で生産されたプラスチックの総量は83億トンを超える。 そして、そのうち63億トンはゴミとして廃棄されているという。 生産量の内訳を細かく見ると、例えば2018年6月にUNEP(国連環境計画)が発表した報告書『シングルユースプラスチック』では、「容器包装」にかかるプラスチックが生産量全体の36%を占め、電化製品や建築資材などを大きく上回っていることが分かる。 2018年にUNEPが発表した報告書。 産業セクター別のプラスチックで最も生産量が多いセクターが「容器包装」。 全体の36%を占めている では、この容器包装の排気量を国別に見るとどうか。 人口1人あたりのプラスチック容器包装廃棄量をアメリカ、中国、EU、インド、そして日本で比較したデータがある。 これによると日本はトータルの廃棄量こそ最小だが、人口1人あたりの廃棄量では中国やEUよりも多いということが明らかとなっている。 山吹色はプラスチック容器包装の総廃棄量(単位:百万トン)。 赤茶色は人口1人あたりの廃棄量(単位:キログラム)。 日本の人口1人あたりのプラスチック容器包装の廃棄量は、アメリカに次いで第2位 日本はなぜ人口1人あたりの廃棄量が多いのか。 環境省環境再生・資源循環局総務課リサイクル推進室の井関勇一郎係長は「一つには日本の文化も関係していると思う」と語る。 「買い物をしたときに経験があると思いますが、商品そのものが包装されていて、さらにそれを包む持ち運び用の包装がありますよね。 贈答品であれば、もっと包装が増えます。 礼儀作法という意味では日本の良い面でもあるのですが、最終的には中身以外はゴミになってしまいます。 そこが弱点であり、プラスチックゴミを減らす余地があると思います」 では現在、日本ではどれくらいの量のプラスチックゴミが出ているのか。 「日本で1年間に排出される全てのゴミは、約4億3000万トン。 そのうち900~1000万トンがプラスチックゴミです。 その中で最も多いのは容器包装類で420万トン。 そのうちリサイクルについては2つの方法に分かれる。 例えば、ペットボトルなどをきれいに洗浄して粉砕し、材料として再利用します。 こちらはさらに細かく、水素や酸素といった分子レベルまで戻し、新たにプラスチックなどの原料として利用するものです。 「ほとんどのプラスチックは石油由来ですから、これを燃やすことでエネルギーを得ようというわけです。 プラスチックゴミを燃やしたときの熱エネルギーでタービンを回して発電します。 次にRPF(廃棄物固形燃料)やセメント燃料化。 これはプラスチックゴミなどから固形燃料を製造したり、セメント製造時の燃料として利用したりするものです。 日本国内でいかにプラスチックゴミを処理するか 再利用も熱利用もされず、焼却され、埋め立てられるプラスチックゴミがある。 一方で、海外へと輸出されているプラスチックくずがあるという事実をご存じだろうか。 中国では1980年代以降、日本や欧米諸国からプラスチックくずなどを資源として輸入し、それを新たな製品の原料として再利用してきた。 しかし近年、中国でも環境問題が取り沙汰される中、2017年7月に「輸入廃棄物管理目録」を改正。 2018年1月から使用済みプラスチックの輸入禁止を実施することになる。 「2017年以前、中国へは約130万トン、そのほかの東南アジア諸国へ約20万トンのプラスチックくずを輸出していました。 それが2018年には中国が約5万トン、東南アジアが約95万トンと、総量としては約50万トンほど減っています。 輸出量が減った分、国内での処理が増えたということなのです」 では、その増えた50万トンを国内でスムーズに処理できているのかといえば、現状はそうとは言い切れない。 環境省が全国の地方自治体や産業廃棄物処理業者を対象に、2018年8月と2019年3月に行ったアンケートによれば、一部地域では上限超過などの保管基準違反が見られるなどプラスチックごみの適正な処理に支障が生じたり、不適正な処理事案が出てきたりすることが懸念されているという。 中国が使用済みプラスチックの受け入れを制限したことで、プラスチックくずを輸出する総量そのものが減った。 それだけ国内処理が増えていることを意味する さらに輸出量が減ったといっても、まだ100万トンは残る。 今後、中国にならって東南アジア諸国が輸入を制限することも容易に考えられる。 そんな将来を見据えたとき、やはりプラスチックゴミの発生自体を抑制していく必要がある。 「まずリデュースとして何ができるか。 その一つが2020年7月の実施が予定されている、レジ袋の有料化です。 これまでも議論はありましたが、基本的に事業者の意思に任されていました。 それを今回、義務化するということになります。 同時に、冒頭でお話ししたように不必要な包装の簡易化を進めることも必要だと思います」 環境省環境再生・資源循環局総務課リサイクル推進室の井関勇一郎係長。 以前は福島県で産業廃棄物処理に携わっていた もちろん、これだけで課題が解決するわけではない。 「プラスチックゴミの問題には、いくつかの課題が複雑に絡み合っている」と井関係長は言う。 これをより円滑に進めるためには、プラスチックゴミの総量そのものを減らす必要があります。 一方では、海洋プラスチック問題もあります。 こちらの課題はリデュースもさることながら、海に出さないこと。 つまりきちんと回収を徹底することがポイントであり、その指針は『海洋プラスチックごみ対策アクションプラン』としてまとめました」 さらにプラスチックゴミに関する課題を複雑にさせているのが地球温暖化だ。 ほとんどのプラスチックは石油由来のもの。 よってこれを焼却するとCO 2が発生する。 「ですので、植物由来のバイオマスプラスチックを積極的に使用しようという議論があります。 そうすれば焼却してもCO 2は理論的には増えません。 先ほどのバイオマスプラスチックへの転換がこれを指しています」 環境省ではこの「プラスチック資源循環戦略」と「海洋プラスチックごみ対策アクションプラン」の2つを、日本におけるプラスチックゴミ対策の方針として進めていくという。 総量を減らす必要性は十分に理解できるが、その一方でわれわれの生活の中に浸透しているプラスチックをゼロにすることは難しいと言わざるを得ない。 「社会の中にこれだけプラスチックが浸透しているということは、そこにメリットもあるわけです。 例えば、高機能なプラスチックの容器で包装することで食品の保存期間が延びることもあります。 また、ガラス瓶や鉄に比べて圧倒的に軽いので、輸送時の環境負荷を軽減することもできます。 このようにプラスチックにはメリットも多いのです」 つまり、使い方と回収・処理の両面からプラスチックとの付き合い方を考える必要があるわけだ。 環境省が推進する「プラスチック・スマート」キャンペーン。 公式HPでは省庁や自治体、企業、団体から個人に至るまで、プラスチックに関わる課題の解決に向けた取り組みを紹介している 「そこでわれわれが掲げているのが『プラスチック・スマート』というキャンペーンです。 具体的には、以前から進めているマイバッグやマイボトルの利用促進のさらなる強化もその一つ。 マイバッグを持つことで、経済的な節約にもなるし、プラスチックゴミを減らすことにつながることをもっと理解してもらいたいと思っています」 マイバッグといえば、前述の通り、2020年7月1日からレジ袋有料化が開始される。 対象となっているレジ袋は化石資源からできたプラスチック製の袋で、バイオマスプラスチックを25%以上使ったものや海中で水や二酸化炭素に分解されるものは対象外だという。 今回、業種や規模にかかわらず全ての小売店が対象となったことで、有料化の義務化が進んだ。 消費者の中には賛否両論あるようだが、できることから社会全体が変わっていくことが必要なのだろう。 また、変化する意識を高めていくためには企業・団体との連携も不可欠だ。 環境省では「プラスチック・スマート」の認知度向上を目指し、アニメ映画『きみと、波にのれたら』とのコラボポスターを作成。 若年層に向けたキャンペーンを行った。 「ゴミに対する意識を高めてもらう取り組みとして『スポーツゴミ拾い』などもあります。 これは回収したゴミの種類でポイントを定め、チームごとに時間内でどれだけ得点を稼げるかを競うものです。 すでに多くの自治体でスタートして盛り上がっています。 そうやってプラスチックゴミやゴミそのものに対する知識と意識を高めてもらうことが大事なんだと考えています」 われわれの生活にさまざまなメリットをもたらしてきたプラスチック。 これからも上手に付き合っていくために、まずは必要以上に使わないこと。 そしてしっかりと回収していくことが大切だといえる。

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環境省_「海洋プラスチックごみ対策アクションプラン」の策定について

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海洋プラスチックによるごみ問題とは 普段私たちが使っているプラスチック製のペットボトルや容器などは、ポイ捨てされたり適切な処分がされないことにより海に流され、海洋プラスチックごみになります。 海洋プラスチックによるごみ問題とは、そうしたプラスチックごみが海洋汚染や生態系に及ぼす影響を問題視したものです。 軽量で加工がしやすく丈夫であることから、プラスチックはレジ袋やペットボトルの他にも、プラスチック製のストローやスプーン、おもちゃや釣り糸などといったあらゆるものに利用されています。 海に流出する プラスチックごみの量は世界中で年間800万トンという試算や2050年には海洋プラスチックごみの重量が2倍になると予測されています。 また、日本は島国のため多くのごみが海岸に流れ着きます。 それらの プラスチックの排出源は主に東アジアや東南アジア地域であるという推計も出ていますが、地域よっては日本製のプラスチックごみが多い場所もあります。 (出典:「第3章 プラスチックを取り巻く状況と資源循環体制の構築に向けて」) (出典:「「未来に残そう青い海」」) マイクロプラスチックとは? プラスチックごみは大きな形状のまま漂流するもののほか、細かい粒子として海洋に流れ込むマイクロプラスチックというものもあります。 例えば歯磨き粉や洗顔剤にスクラブ入りと表記されているものがありますが、これが細かくなったプラスチックです。 マイクロプラスチックは2種類に分けることができます。 一次マイクロプラスチック 一次マイクロプラスチックは先述したスクラブやマイクロビーズなど マイクロサイズで製造されたプラスチックで、排水などを通じて自然環境中に流出したプラスチックごみを言います。 一度流出すると 自然環境中での回収はできず、製品化されたあとは対策も難しいとされています。 二次マイクロプラスチック 二次マイクロプラスチックは、ペットボトルやビニール袋など、大きなサイズで製造されたプラスチックが 自然環境中で紫外線や衝突などの影響を受け、破砕され細分化されてマイクロサイズになったものを言います。 これらはこのような状態になる前に、廃棄管理やリサイクルなどを行うことで発生を抑制することや、マイクロ化する前であれば回収も可能なため、ある程度の対策ができます。 (出典:) マイクロプラスチックのもとになる5大プラスチック マイクロプラスチックのもとになるのは「4大プラスチック(汎用樹脂)」と呼ばれる原料です。 プラスチック自体は100種類以上ありますが、その中でも以下のプラスチックは多くの製品に使われています。 プラスチックの種類 使用されている製品 ポリスチレン PS ハンガー、食品用トレ、プリンター ポリエチレン PE 高密度ポリエチレン HDPE バケツ、洗剤ボトル、灯油タンク 低密度ポリエチレン LDPE レジ袋、ラップ、紙パック飲料などの内外面 ポリエチレンテレフレタート PET ペットボトル・卵パックなどの透明な容器・包装フィルム・衣類の繊維 ポリプロピレン PP ストロー・ペットボトルキャップ・文具・医療器具 (出典:環境省公式サイト) 中国ではプラスチックごみの輸入を停止 中国では2017年まで海洋プラスチックごみの発生量が世界トップを維持していました。 しかし東アジア地域の海洋の環境保護を軽視し、人体や生活環境に対して重大な危害をもたらしたことから、「固体廃棄物輸入管理制度改革実施案」を公表。 廃プラスチックなど環境への危害が大きい 固体廃棄物の輸入を、2017年末を機に禁止するとともに、2019年末までに国内資源で代替可能な固体廃棄物の輸入を段階的に停止する意向を示したのです。 2016年には月60万トンを輸入していた廃プラスチックを 18年には月3万トンまで激減させました。 これまで回収方法や廃棄方法についての体制を見直し、早急な整備を行うことで国内の固体廃棄物の回収率を高めたのです。 (出典:) プラスチックごみが海に与えている影響は? プラスチックごみは海洋の汚染だけでなく、海に生きる生物や産業、私たちの体にまで影響を与えます。 海洋プラスチックごみが増えることで、プラスチックに付着する有害物質やプラスチックそのものの有害性により、海はどんどん汚れていきます。 それだけではなく、目に見えないマイクロプラスチックは 北極や南極にも行き着くほど広く分布しており、海氷の中に含まれているとの調査報告も挙がっているのです。 (出典:) 海の生命体に与える影響 マイクロプラスチックのような微量な粒子は、海洋生物の体内に取り込まれることで、 体内に蓄積される可能性があります。 また海洋生物がプラスチック製品を餌と間違えて取り込んでしまい、それが体内で消化されないため内部を傷つける、あるいは腸閉塞を起こして死んでしまうといった事例もあります。 生物が消化できないプラスチックごみは、海洋生物に悪い影響を及ぼしているのです。 海の産業に与える影響 漁業や養殖業で本来得られるはずの 漁獲量が減るといった問題や、漁獲用の網などにゴミが絡まってしまうことで、 海洋生物がかからない、網が使えなくなるといった損失もあります。 そしてプラスチックごみは、産業は何も漁業だけでなく観光業にも影響を与えます。 観光業の場合は、きれいな海を求めてやってくる人が多く、海水浴やダイビングなどを楽しむ人たちにとってはプラスチックにより汚染された海では魅力がなくなってしまいます。 そのため 観光業での収入が減ることで経済的損失も大きくなります。 実際にこの海洋プラスチックゴミの問題が深刻なアジア太平洋地域では漁業や養殖業で年間3. 6億ドル、観光業で年間6. 2億ドルもの損失が出ていると推定されています。 私たち人体への影響 先述したとおり、海洋生物が体内に取り込んだマイクロプラスチックは 細かな粒子であり、分解されないため体内に蓄積されている可能性があります。 マイクロプラスチックを飲み込んだ海洋生物が市場に出回れば、それらを口にする 私たちの体内にもマイクロプラスチックが入り込む可能性があるのです。 また私たちが普段使っている歯磨き粉や洗顔料、化粧品にもマイクロプラスチック(一次マイクロプラスチック)が入っています。 それらは洗面所などから流れますがかなり小さいため、排水処理施設では処理しきれず海に流れ着きます。 プラスチックは様々な化学汚染物質を付着する性質もあり、体内で消化できないことから魚の体内に影響が出るのは明らかです。 さらにそれを口にする場合、人体にも影響を及ぼす可能性があります。 (出典:「海のプラスチックごみを減らしきれいな海と生き物を守る!」,2019) (出典:「第3章 プラスチックを取り巻く状況と資源循環体制の構築に向けて」) (出典:「未来に残そう青い海」) (出典:「洗顔料や歯磨きに含まれる マイクロプラスチック問題」,2016) 日本政府の取り組み 日本政府では、海洋プラスチックごみに対して様々な取り組みをすべく議論を重ね、「第4次循環型社会形成推進基本計画」と「海洋プラスチックごみ対策アクションプラン」の2つを主軸とした対策に取り組んでいます。 これは政府だけでなく関係機関、地方自治体、漁業関係者などと連携した海洋環境改善のための計画です。 以下で詳しく解説します。 第4次循環型社会形成推進基本計画 政府の取り組みを行う上で作られたのが、「循環型社会形成推進基本計画」です。 第四次まで進められているこの計画は、循環型社会形成推進基本法に基づいて、循環型社会を作り上げていくための施策を 総合的に、そして計画的に推進するための基本計画になります。 第四次計画ではその方向性として3つの項目が新たに挙げられました。• 地域循環共生圏形成による地域活性化• ライフサイクル全体での徹底的な資源循環• 適正処理の更なる推進と環境再生 このうちのライフサイクル全体での徹底的な資源循環では、 必要なモノ・サービスを、必要な人に、必要なときに、必要なだけ提供するという取り組みが行われています。 これは過剰な供給などを行わないことを徹底しており、便利で大量に生産されるプラスチックを 徹底した管理のもと資源循環を推進するという取り組みを行う方針です。 また適正な処理の更なる推進と環境再生のなかには安定的・効率的な処理体制の確立に加え、 環境再生を目指してマイクロプラスチックを含む海洋ごみ対策への取り組みも盛り込まれています。 海洋プラスチックごみ対策アクションプラン 海洋プラスチックごみ対策アクションプランというものも政府で策定されています。 これは プラスチックの有効利用を前提としつつ、海洋の新たな汚染を生み出さないため取り組みを徹底していくためのプランです。 具体的には、 プラスチックごみの回収から適正処理を徹底するとともに、ポイ捨てや不法投棄、非意図的な海洋流出の防止を進めます。 また、 既に流出したプラスチックごみの回収にも取り組む方針です。 それだけでなく、海洋に流出しても影響や負担が少ない素材の開発や、その素材への転換などを推進していく取り組みも進められています。 (出典:) 海洋プラスチックごみを減らすために私たちができること 日本政府を中心として上記のような取り組みが行われていますが、プラスチックごみを削減するには 私たち消費者が積極的に取り組むことも必要です。 プラスチック製品は私たち消費者が使い、そして処理を適正に行っていないためにごみとなって海に流れ着いてしまうことがほとんどです。 プラスチックごみの削減、そして海洋プラスチックごみを出さないためにどのようなことができるのか紹介します。 3Rを心がける 3Rとは 「リデュース(Reduce)」「リユース(Reuse)」「リサイクル(Recycle)」のことを言います。 3Rはどれもプラスチックごみを出さないための工夫であり、場合によっては資源にもできる方法を説いています。 これを意識することで海洋プラスチックごみ削減にも繋がるのです。 リデュースは マイバックやマイ箸の持参によるレジ袋や使い捨て食器の削減、リユースは詰め替えの使用による ボトルの再利用と廃棄ボトルの削減などが具体的な方法として挙げられます。 そしてリサイクルは プラスチックを分別回収し原料として再利用を行う方法です。 どれも ちょっとした行動や意識の変化でできることであり、取り組みやすい方法でもあります。 プラスチックごみを減らすための行動をする 上記の3Rも含めた プラスチック削減のための行動は何よりも大切です。 もっと具体的な対策の一例を以下に挙げます。 レジ袋をもらわなくていいようにマイバックを持参する• 小分けにするポリ袋の使用を控える• タンブラーなどマイボトルを持参し、プラスチック容器の使用を減らす• プラスチック製のスプーンやフォークをもらわず、マイ箸やマイスプーンなどを常備する• プラスチック製ストローの使用を控える• 繰り返し使える詰め替え用ボトルなどを購入する• ラップの使用を減らすためにも、タッパーやふた付きの容器などに食品を保存する。 レジャーや屋外などで出るごみは分別して、必ず持ち帰る• ごみが溜まりやすい河川敷や海岸などの清掃活動に参加する• ごみのポイ捨てや不法投棄はせず、所定の場所や時間に分別して捨てる これはできることの一部であり、まだまだ私たちにできるプラスチックゴミ削減のための行動はありますが、まずはこのようなことから始めてみてはいかがでしょうか。 ゴミ拾いやボランティアに参加する ごみ拾いやボランティアに参加することも、プラスチックごみの削減に大きく貢献できます。 海に流れ着くプラスチックごみの量は非常に多く、定期的な清掃を行っていますが、海岸は広いため多くの人が清掃活動に積極的に参加することが求められます。 また清掃活動を行う団体の中には、海洋ごみの問題をもっと多くの人に知ってもらおうとイベントを行っているところもあり、ボランティアとして参加することで多くの人の認知度を上げて海洋プラスチック削減の手助けを行うことができます。 (出典:) 海洋資源、生物を守るために私たち一人ひとりが行動しよう! 海洋プラスチックごみは世界的に深刻な問題として取り扱われています。 既に日本でも取り組みを進めていますが、プラスチックごみ削減のためには私たち個人の行動が不可欠です。 まずは日常の暮らしのなかでできるアクションから始めてみてはいかがでしょうか。

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