イブプロフェン。 アスピリン・ロキソニン・イブプロフェン・バファリンの違いと使い分け

コロナだけじゃない…!イブプロフェンは「こんな病気にも注意」

イブプロフェン

JP: OTC• UK: GSL, OTC• 9-2. 2 時間 尿 識別 化学的データ 13 18 2 206. 日本では商標名 ブルフェンで知られ、医療用だけでなく一般医薬品としても広く流通している。 、およびの症状を緩和し、また部位のに用いる。 イブプロフェンはに英の研究部門によりの誘導体として創薬された。 イブプロフェンはまた、のに含まれている医薬品の1つでもある。 使用対象 [ ] 現在は、、、、、、さらに、小規模から中規模な後や、、、、、、などの鎮痛目的で用いられている。 臨床的使用 [ ] 低用量のイブプロフェン(200mgから400mg)は日本を含む世界中ほぼ各国で市販薬として入手可能である(医師から処方されるとしては、の「ブルフェン」となる(100mg錠と200mg錠が存在)。 これに相当するについては、後述するを参照)。 イブプロフェンは4 - 8時間効果が持続しこれは用量依存であるが、半減期から推定される持続時間よりは長い。 推奨される投与量は体重や適応による。 目的外使用および研究的使用 [ ]• 他のNSAIDと同様に、イブプロフェンは重篤なの治療に有効である可能性が高い。 いくつかの研究によれば、低用量のイブプロフェンを長期間に渡り投与し続けると、プラセボ対照群に対し優れたの予防効果を示す。 この目的でイブプロフェンを推奨するにはさらなる研究が要求される。 イブプロフェンはの危険性の低下と関連づけられ、パーキンソン病の発症を防いだり遅らせることができるかもしれない。 この目的でのイブプロフェン使用を推奨するにはさらなる研究が要求される。 、他のNSAID、およびはパーキンソン病の危険性には影響を与えない。 イブプロフェンは抗血小板作用をもつことが知られているが、などの一般的に用いられるに比べてその作用は弱く作用の持続時間も短い。 イブプロフェンリシン [ ] ヨーロッパとオーストラリアでは(ibuprofen lysine あるいは ibuprofen lysinate とも)と呼ばれるイブプロフェンの塩がイブプロフェンと同じ適応症に許可されている。 イブプロフェンリシンはイブプロフェンに比べ即効性があると言われている。 禁忌事項・一般的注意 [ ] 禁忌事項 [ ]• 鎮痛薬や解熱薬でを起こしたことのある者。 のある者。 の治療。 重い、、後期。 HIV治療薬のとの併用。 一般的注意 [ ]• には慎重に用いる。 新型コロナウイルス感染症(2019-nCoV)に関する注意喚起 [ ] 2020年3月14日、フランス連帯保健大臣 ()はで、イブプロフェンなどの抗炎症剤はの感染を悪化させる恐れがあるとして、発熱時にはを使用するよう呼びかけた。 同日フランス連帯保健省は、医療関係者向けのガイドラインに、同感染症での通常の発熱や痛みにはの使用は禁じるべきとし、アセトアミノフェンを勧める内容を掲載した。 一方、 ()の関係者らは同日、イブプロフェンのような非ステロイド性抗炎症薬が症状を悪化させうるとする意見は、最近学術誌などでも登場しているが、科学的根拠()がないと見解を示している。 (WHO)の報道官は同月17日、この件に関し、イブプロフェン使用による悪化は調査段階であり証明されていないが、新型コロナウイルス感染の疑いがあり、なおかつ医師の助言がない場合は、イブプロフェンより抗炎症作用の少ないアセトアミノフェンの使用が望ましいと見解を示した。 WHOは20日までに調査の結果、通常の副作用以外の悪化報告はなく、「控えることを求める勧告はしない」と見解を修正した。 作用機序 [ ] 非ステロイド性抗炎症薬 NSAIDs の1つであり、他のNSAIDと同じく COX を阻害することにより、の生成を抑制し解熱鎮痛作用を示す。 副作用 [ ] イブプロフェンは全ての非選択性NSAIDの中で最もが少ない。 しかし、これは低用量イブプロフェンの場合であり、従って市販薬のイブプロフェン処方では1日最大量が600mgとなっている。 『米科学アカデミー紀要』 PNAS に掲載された論文は、イブプロフェン服用後に睾丸機能不全の兆候が表れるという男性不妊に関係する副作用を報告した。 報告されている副作用 [ ] 低用量 200 - 400mg の単発投与および1日1200mgまでの投与では副作用の発生率は低い。 一般的な副作用は次の通りである:吐き気、消化不良、・出血、増大、、ふらつき、塩および体液停留、。 まれな副作用は次の通りである:、、、、、、。 光線過敏症 [ ] 他のNSAID薬剤と同様に、イブプロフェンもを引き起こすという報告が存在する Castell等, 1987。 しかし、イブプロフェンの吸収は非常に弱く、太陽光領域にすら到達しない。 イブプロフェンの構造は単一のを持つだけで、が存在するわけでもないので、非常に弱いである。 それ故、イブプロフェンは他の2-類など比較しても、きわめて弱い光過敏症しか引き起こさない。 しかし、これはイブプロフェンを「主役」と見た際であり、イブプロフェンの代謝過程で生ずる危険性などは考慮していない。 心臓血管への危険性 [ ] を除く他のと同様に、服用者の心臓病又はそのリスクの有無に関わらず、又、服用を始めてから数週間以内からの危険性を増大させる。 危険性は服用量の増加、心臓病又はそのリスクを持つ事で上がる。 服用期間が長くなる事でも危険性は上がるかもしれない。 一般に、光学活性化合物を薬品として用いる場合、有効な鏡像体のみを投与することで選択性および有効性が高まることを期待するのは道理である(他のNSAIDであるのように)。 しかしながらイブプロフェンの場合、これまでの生体内試験では R 体を有効な S 体に変換する異性化の存在が明らかになった。 従って、単独の鏡像体で販売するのはコストに対して無意味で、市販されているイブプロフェンには両方の鏡像体の混合物()が用いられている。 合成法 [ ] イブプロフェンは以下の手順で合成される。 これにとを施しを得る。 このアルデヒドにを作用させとし、更に転換してを得る。 このニトリルを加水分解して R, S -2- p-イソブチルフェニル プロパン酸、即ちイブプロフェンを得る。 ヒトへの毒性 [ ] ヒトへの過量服用の事例は限定されている。 通常、服用した量と服用してからの経過時間によって症状は変化する。 しかし、個人の感受性が重要な役割を占める。 ヒトが過量服用した際の反応は、無反応から集中的治療にもかかわらず致命的な結果まで幅がある。 主な症状は、イブプロフェンの薬理学的性質の超える症状および腹痛、吐き気、嘔吐、眠気、めまい、眼震を含む症状である。 消化器出血も起こりうる。 さらに耳鳴り、中枢神経抑制、発作、低血圧、徐脈、頻脈、心房細動などの副作用が起こりうる。 代謝性、昏睡、急性腎不全、浮腫を伴う体液およびナトリウム停留、高カリウム血症、無呼吸症(主として低年齢の子供)、呼吸抑制、呼吸停止などのまれな症状がある。 数例にが見られた。 一般的に、イブプロフェンの過量服用による症状は他のの過量服用の症状に近い。 過量服用による症状の度合いと測定した血漿中の濃度については、ある程度の相関性がある。 後者の服用量については臨床的な経過が致命的である事を意味しない。 従って、治療上の指標は10から160である。 しかし、患者の年齢、体重、既往症により変化するため正確なを定義するのは不可能である。 治療は対症療法が主となる。 初期段階であれば嘔吐させるべきである。 また胃洗浄も効果がある。 いずれの場合においても、全身への循環が始まる前に薬剤を吸着するために活性炭素が繰り返し用いられるべきである。 通常の排尿を維持するための処置が推奨される。 イブプロフェンは酸性の性質を持っておりまた尿によって排泄されるから、アルカリ利尿剤は有益である。 低血圧、消化器出血、およびアシドーシスへの対症療法も可能である。 通常、ICUでの徹底した監視が指示され、また必要である。 もし患者が急性中毒期を乗り切れば、通常その後の再発はない。 後発医薬品 [ ] 先発薬である、が製造・販売する「ブルフェン」には、がいくつか存在するが、販売元となる各メーカーによる流通状況が芳しくなく、「後発薬はありますが、当店では取り扱っておりません」として、提供できない大手のも多く存在する。 販売元が扱わないことから、調剤薬局レベルまでいきわたらないものも一部で存在するのが現状となっている。 アメリカでは最初はBrufenの商品名で特許されていたが、Advil, Motrin, Nuprin, もしくはNurofenなどの商品名でも販売される。 一般医薬品 [ ] イブプロフェンは1969年にイギリスで処方薬として許可された。 それから数年、イブプロフェンの耐容性プロファイルに加えさらなるコミュニティでの経験は(フェーズIV治験とも言われる)、少量包装のイブプロフェンを世界中でとする再スケジュールをもたらした。 さらにこの傾向がイブプロフェンの再スケジュールを促進しているので、アメリカではスーパーや雑貨店での入手が可能になった。 事実、アメリカではイブプロフェン(通常200mg量)がやと並んで市販薬の鎮痛剤として最も広く使われている。 日本では1985年12月にとしてから「イブ」が発売され、後に同社の「エスタック イブ」シリーズに配合されたり、他の鎮痛成分を併せた「イブA」を1990年に、素早く効果を発揮する「イブクイックA頭痛薬」を2006年に発売している。 現在では他 の大衆薬メーカーも同様の製品を販売している。 ただし小児用市販薬としては認可されていない。 脚注 [ ]• 外務省 2020年3月15日. 2020年3月16日閲覧。 濵田理央 2020年3月16日. ハフポスト日本語版. ザ・ハフィントン・ポスト・ジャパン. 2020年3月16日閲覧。 Rob Picheta 2020年3月16日. CNN. Cable News Network. 2020年3月17日閲覧。 Austria Press Agency 2020年3月14日. 2020年3月16日閲覧。 時事メディカル. 時事通信社 2020年3月18日. 2020年3月18日閲覧。 時事メディカル. 時事通信社 2020年3月20日. 2020年3月22日閲覧。 2011年5月7日閲覧。 参考文献 [ ]• AHFS online• Rossi S Ed. 2004. Australian Medicines Handbook 2004. Adelaide: Australian Medicines Handbook. Castell JV, Gomez MJ, Miranda MA, Morera IM 1987. Photolytic degradation of ibuprofen. Toxicity of the isolated photoproducts on fibroblasts and erythrocytes. Photochem Photobiol 46 6 , 991-6. Hippisley-Cox J, Coupland C 2005. Risk of myocardial infarction in patients taking cyclo-oxygenase-2 inhibitors or conventional non-steroidal anti-inflammatory drugs: population based nested case-control analysis. 2005;330:1366 11 June.

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イブプロフェンの7つの副作用!【効果や飲み合わせも徹底解説】

イブプロフェン

効能・効果• 遠心性環状紅斑の消炎• 遠心性環状紅斑の鎮痛• 外傷後の消炎• 外傷後の鎮痛• 関節炎の消炎• 関節炎の鎮痛• 関節痛の消炎• 関節痛の鎮痛• 急性上気道炎の解熱• 急性上気道炎の鎮痛• 頚腕症候群の消炎• 頚腕症候群の鎮痛• 月経困難症の消炎• 月経困難症の鎮痛• 結節性紅斑の消炎• 結節性紅斑の鎮痛• 紅斑の消炎• 紅斑の鎮痛• 子宮付属器炎の消炎• 子宮付属器炎の鎮痛• 手術後の消炎• 手術後の鎮痛• 神経炎の消炎• 神経炎の鎮痛• 神経痛の消炎• 神経痛の鎮痛• 背腰痛の消炎• 背腰痛の鎮痛• 関節リウマチの消炎• 関節リウマチの鎮痛• 多形滲出性紅斑の消炎• 多形滲出性紅斑の鎮痛• 急性気管支炎を伴う急性上気道炎の解熱• 急性気管支炎を伴う急性上気道炎の鎮痛 用法・用量 (主なもの)• 1.関節リウマチ、関節痛及び関節炎、神経痛及び神経炎、背腰痛、頚腕症候群、子宮付属器炎、月経困難症、紅斑(結節性紅斑、多形滲出性紅斑、遠心性環状紅斑)、手術並びに外傷後の消炎・鎮痛の場合:イブプロフェンとして、1日量600mgを3回に分けて経口投与する• 小児は、5〜7歳1日量200〜300mg、8〜10歳1日量300〜400mg、11〜15歳1日量400〜600mgを3回に分けて経口投与する• なお、年齢、症状により適宜増減する• また、空腹時の投与は避けさせることが望ましい• 2.急性上気道炎の解熱・鎮痛の場合:イブプロフェンとして、1回量200mgを頓用する• なお、年齢、症状により適宜増減する• 但し、原則として1日2回までとし、1日最大600mgを限度とする• アスピリン喘息• 過敏症• 重篤な肝障害• 重篤な高血圧症• 重篤な心機能不全• 重篤な腎障害• 消化性潰瘍• 重篤な血液異常• 非ステロイド性消炎鎮痛剤等による喘息発作• ジドブジン投与中• 慎重投与• MCTD• SLE• 混合性結合組織病• 潰瘍性大腸炎• 過敏症• 肝障害• 気管支喘息• クローン氏病• 血液異常• 高血圧症• 腎血流量低下• 出血傾向• 消化性潰瘍• 心機能異常• 腎障害• 全身性エリテマトーデス• 非ステロイド性消炎鎮痛剤の長期投与による消化性潰瘍• 用法・用量 (添付文書全文) 1.関節リウマチ、関節痛及び関節炎、神経痛及び神経炎、背腰痛、頚腕症候群、子宮付属器炎、月経困難症、紅斑(結節性紅斑、多形滲出性紅斑、遠心性環状紅斑)、手術並びに外傷後の消炎・鎮痛の場合:イブプロフェンとして、1日量600mgを3回に分けて経口投与する。 小児は、5〜7歳1日量200〜300mg、8〜10歳1日量300〜400mg、11〜15歳1日量400〜600mgを3回に分けて経口投与する。 なお、年齢、症状により適宜増減する。 また、空腹時の投与は避けさせることが望ましい。 2.急性上気道炎の解熱・鎮痛の場合:イブプロフェンとして、1回量200mgを頓用する。 なお、年齢、症状により適宜増減する。 但し、原則として1日2回までとし、1日最大600mgを限度とする。 また、空腹時の投与は避けさせることが望ましい。 副作用 (添付文書全文) 本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。 1.重大な副作用(頻度不明) 1).ショック、アナフィラキシー様症状:ショック、アナフィラキシー様症状が現れることがあるので、観察を十分に行い、胸内苦悶、悪寒、冷汗、呼吸困難、四肢しびれ感、血圧低下、血管浮腫、蕁麻疹等が現れた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。 2).再生不良性貧血、溶血性貧血、無顆粒球症、血小板減少:再生不良性貧血、溶血性貧血、無顆粒球症、血小板減少が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。 3).消化性潰瘍、胃腸出血、潰瘍性大腸炎:消化性潰瘍、胃腸出血、潰瘍性大腸炎が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。 5).急性腎不全、間質性腎炎、ネフローゼ症候群:急性腎不全、間質性腎炎、ネフローゼ症候群が現れることがあるので、観察を十分に行い、乏尿、血尿、尿蛋白、BUN上昇・血中クレアチニン上昇、高カリウム血症、低アルブミン血症等の異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。 6).無菌性髄膜炎:無菌性髄膜炎が現れることがあるので、観察を十分に行い、項部硬直、発熱、頭痛、嘔気・嘔吐あるいは意識混濁等が現れた場合には投与を中止し、適切な処置を行う[特にSLE又はMCTDの患者に発現しやすい]。 8).喘息発作:喘息発作を誘発することがあるので、喘鳴、呼吸困難等の症状が現れた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。 2.その他の副作用(頻度不明) 1).血液:血小板機能低下(出血時間延長)[発現した場合には投与を中止する]。 2).消化器:食欲不振、嘔気・嘔吐、胃部不快感、腹痛、消化不良、下痢、口渇、口内炎、腹部膨満感、便秘。 4).過敏症:発疹、そう痒感、蕁麻疹、湿疹、紫斑[発現した場合には投与を中止する]。 5).感覚器:霧視等の視覚異常[発現した場合には投与を中止する]、難聴、耳鳴、味覚異常。 6).精神神経系:頭痛、眠気、眩暈、不眠、抑うつ。 7).循環器:血圧上昇、動悸、血圧低下。 8).その他:浮腫、倦怠感、発熱、鼻出血。 使用上の注意 (添付文書全文) (禁忌) 1.消化性潰瘍のある患者[プロスタグランジン合成阻害作用による胃粘膜防御能の低下により、消化性潰瘍を悪化させることがある]。 2.重篤な血液異常のある患者[副作用として血液障害が現れることがあるので、血液の異常を更に悪化させる恐れがある]。 3.重篤な肝障害のある患者[副作用として肝障害が現れることがあるので、肝障害を更に悪化させる恐れがある]。 4.重篤な腎障害のある患者[プロスタグランジン合成阻害作用による腎血流量の低下等により、腎障害を更に悪化させる恐れがある]。 5.重篤な心機能不全のある患者[プロスタグランジン合成阻害作用による水・ナトリウム貯留傾向があるため、心機能不全が更に悪化する恐れがある]。 6.重篤な高血圧症のある患者[プロスタグランジン合成阻害作用による水・ナトリウム貯留傾向があるため、血圧を更に上昇させる恐れがある]。 7.本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。 8.アスピリン喘息(非ステロイド性消炎鎮痛剤等による喘息発作の誘発)又はその既往歴のある患者[喘息発作を誘発することがある]。 9.ジドブジン投与中の患者。 10.妊娠後期の婦人。 (慎重投与) 1.非ステロイド性消炎鎮痛剤の長期投与による消化性潰瘍のある患者で、本剤の長期投与が必要であり、かつミソプロストールによる治療が行われている患者[ミソプロストールは非ステロイド性消炎鎮痛剤により生じた消化性潰瘍を効能・効果としているが、ミソプロストールによる治療に抵抗性を示す消化性潰瘍もあるので、本剤を継続投与する場合には、十分経過を観察し、慎重に投与する]。 2.消化性潰瘍の既往歴のある患者[消化性潰瘍を再発させることがある]。 3.血液異常又はその既往歴のある患者[血液の異常を悪化又は再発させる恐れがある]。 4.出血傾向のある患者[血小板機能低下が起こることがあるので、出血傾向を助長する恐れがある]。 5.肝障害又はその既往歴のある患者[肝障害を悪化又は再発させる恐れがある]。 6.腎障害又はその既往歴のある患者あるいは腎血流量低下している患者[腎障害を悪化又は再発あるいは誘発させる恐れがある]。 7.心機能異常のある患者[心機能異常を悪化させる恐れがある]。 8.高血圧症のある患者[血圧を上昇させる恐れがある]。 9.過敏症の既往歴のある患者。 10.気管支喘息のある患者[気管支喘息患者の中にはアスピリン喘息患者も含まれており、それらの患者では喘息発作を誘発することがある]。 11.全身性エリテマトーデス(SLE)の患者[SLE症状(腎障害等)を悪化させる恐れがあり、また、無菌性髄膜炎が現れることがある]。 12.混合性結合組織病(MCTD)の患者[無菌性髄膜炎が現れることがある]。 13.潰瘍性大腸炎の患者[他の非ステロイド性消炎鎮痛剤で症状が悪化したとの報告がある]。 14.クローン氏病の患者[他の非ステロイド性消炎鎮痛剤で症状が悪化したとの報告がある]。 15.高齢者及び小児。 (重要な基本的注意) 1.消炎鎮痛剤による治療は原因療法ではなく対症療法であることに留意する。 2.慢性疾患(関節リウマチ等)に対し本剤を用いる場合には、次の事項を考慮する。 1).慢性疾患(関節リウマチ等)に対し本剤を長期投与する場合には定期的に臨床検査(尿検査、血液検査及び肝機能検査等)を行い、また、異常が認められた場合には減量、休薬等の適切な措置を講ずる。 2).慢性疾患(関節リウマチ等)に対し本剤を用いる場合には、薬物療法以外の療法も考慮する。 3.急性疾患に対し本剤を用いる場合には、次の事項を考慮する。 1).急性疾患に対し本剤を用いる場合には、急性炎症、疼痛、発熱の程度を考慮し投与する。 2).急性疾患に対し本剤を用いる場合には、原則として同一の薬剤の長期投与を避ける。 3).急性疾患に対し本剤を用いる場合には、原因療法があればこれを行う。 4.患者の状態を十分観察し、副作用の発現に留意する。 過度の体温下降、虚脱、四肢冷却等が現れることがあるので、特に高熱を伴う幼小児及び高熱を伴う高齢者又は消耗性疾患の患者においては、投与後の患者の状態に十分注意する。 5.感染症を不顕性化する恐れがあるので、感染による炎症に対して用いる場合には適切な抗菌剤を併用し、観察を十分に行い慎重に投与する。 6.他の消炎鎮痛剤との併用は避けることが望ましい。 7.高齢者及び小児には副作用の発現に特に注意し、必要最小限の使用にとどめるなど慎重に投与する。 (相互作用) 本剤は、主として肝代謝酵素CYP2C9によって代謝される。 1.併用禁忌:ジドブジン<レトロビル>[血友病患者において出血傾向が増強したとの報告がある(機序は不明である)]。 2.併用注意: 1).クマリン系抗凝血剤(ワルファリン)[クマリン系抗凝血剤(ワルファリン)の作用を増強する恐れがあるので、用量を調節するなど注意する(本剤がワルファリンの血漿蛋白結合と競合し、遊離型ワルファリンが増加するためと考えられる)]。 3).抗凝血剤(ワルファリン等)、抗血小板剤(クロピドグレル等)、選択的セロトニン再取り込み阻害剤<SSRI>(フルボキサミン、パロキセチン等)[消化管出血が増強される恐れがある(相互に作用を増強すると考えられる)]。 4).リチウム製剤(炭酸リチウム)[リチウムの血中濃度が上昇しリチウム中毒を呈したとの報告があるので、併用する場合にはリチウムの血中濃度をモニターするなど観察を十分に行い、慎重に投与する(本剤のプロスタグランジン合成阻害作用により、腎でのナトリウム排泄が減少してリチウムクリアランスを低下させ、リチウムの血中濃度が上昇すると考えられる)]。 5).チアジド系利尿薬(ヒドロクロロチアジド)、ループ利尿薬(フロセミド)[これら利尿薬の作用を減弱するとの報告がある(本剤のプロスタグランジン合成阻害作用により、水・ナトリウムの体内貯留が生じるためと考えられる)]。 7).タクロリムス水和物[急性腎不全が現れたとの報告がある(本剤のプロスタグランジン合成阻害作用による腎障害がタクロリムス水和物の腎障害を助長するためと考えられる)]。 8).ニューキノロン系抗菌剤(エノキサシン水和物等)[他の非ステロイド性消炎鎮痛剤で併用により痙攣が現れたとの報告がある(ニューキノロン系抗菌剤のGABA阻害作用が併用により増強されるためと考えられる)]。 9).メトトレキサート[メトトレキサートの作用を増強する恐れがあるので、用量を調節するなど注意する(本剤のプロスタグランジン合成阻害作用により腎血流が減少し、メトトレキサートの腎排泄が抑制されることにより、メトトレキサートの血中濃度が上昇すると考えられる)]。 10).コレスチラミン<経口>[本剤の血中濃度が低下する恐れがある(コレスチラミンは陰イオン交換樹脂であり、消化管内で本剤と結合して本剤の吸収が遅延・抑制されると考えられる)]。 11).スルホニル尿素系血糖降下剤(クロルプロパミド、グリベンクラミド等)[血糖降下作用を増強<低血糖>することがあるので、用量を調節するなど注意する(本剤がこれらの薬剤の血漿蛋白結合と競合し、遊離型薬剤が増加するためと考えられる)]。 12).CYP2C9阻害作用を有する薬剤(ボリコナゾール、フルコナゾール)[本剤の血中濃度が上昇する恐れがある(これらの薬剤は本剤の代謝酵素(CYP2C9)を阻害するためと考えられる)]。 (高齢者への投与) 高齢者では副作用が現れやすいので、少量から投与を開始するなど患者の状態を観察しながら慎重に投与する。 (妊婦・産婦・授乳婦等への投与) 1.妊娠後期には投与しない[妊娠後期のラットに投与した実験で、胎仔動脈管収縮が報告されており、また、他の解熱鎮痛消炎剤を妊娠後期に投与したところ、胎児循環持続症(PFC)が起きたとの報告がある]。 3.授乳中の婦人に投与することを避け、やむを得ず投与する場合には授乳を中止させる[母乳中へ移行することが認められている]。 (小児等への投与) 低出生体重児、新生児、乳児又は4歳以下の幼児に対する安全性は確立していない(使用経験が少ない)。 (適用上の注意) 薬剤交付時:PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導する(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することが報告されている)。 (その他の注意) 非ステロイド性消炎鎮痛剤を長期間投与されている女性において、一時的不妊が認められたとの報告がある。 処方薬事典は医療・医薬関係者向けのコンテンツです。

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「イブプロフェンで新型コロナが悪化する?」臨床医に聞いて分かった“飲んではいけない薬”の真偽

イブプロフェン

非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)のひとつであるイブプロフェン。 消炎鎮痛効果が高く、比較的副作用が少ないため、市販薬として安全に使用できるとして1985年スイッチOTC薬となりました。 今では、市販の頭痛・生理痛・歯痛に対する消炎鎮痛薬や、総合感冒薬に解熱作用を目的として含まれる、代表的な薬となりました。 ロキソニンや、市販のロキソニンSの成分であるロキソプロフェンは、イブプロフェンから26年、久しぶりにスイッチOTC薬となったNSAIDsです。 スイッチ後間もないため、今はまだロキソニンS購入前には、薬剤師から説明を受ける必要のある、第1類医薬品に指定されています。 では、 イブプロフェンとロキソニンでは、その鎮痛消炎作用や安全性に違いはあるのでしょうか? 過去に国内で発表された、イブプロフェンやロキソプロフェンの論文で報告されている、有害事象(薬を服用して発現した好ましくない症状全般)を、比較した報告があります。 腰痛症の治療に対して投与されているため、どちらの薬も比較的用法・用量は多いと考えられますが、 全体の有害事象の発現率は、イブプロフェンの方が、ロキソプロフェンの2倍多かったという報告があります。 その他の有害事象の特長としては、ロキソプロフェンでは肝臓や胆のう、腎機能に関連する有害事象が多く、臨床検査値に変動が起こることが多いようです。 イブプロフェンでは、眼に症状が出ることが多く、また呼吸器や心臓に対する影響もあるようです。 副作用の発現に差があるため、 イブプロフェンで副作用が発現した場合には、ロキソプロフェンに変えるなどで対処できるかもしれません。 腰痛症に対する効果は、投与した患者さんの人数に差があるようですが、イブプロフェンの効果を1とすると、ロキソプロフェンでは1. 16倍と、若干効果が高いようです。 イブプロフェンは、市販薬における用法・用量は、医療用医薬品のときよりも、少ない用法用量となっています。 そのため、副作用の発現率も少ないことが考えられます。 いずれの薬も、消炎鎮痛効果は高く、安全に使用できることが確認されていますので、自分にあった薬を選んで使用するようにしましょう。

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